仕事をする前にいつも読んでいるITMediaのオルタナティブブログ、谷川耕一さんの『むささびの視点』の中のエントリ、『Twitterのせいでブログが書けない』にとても共感したのでトラックバック。

 谷川さんいわく、

Twitterなら、かなり感覚的におもしろい、気になることを手間なく発信できる。ところが、そのときはおもしろいと思ったことが、いざ後から見直してみると時間が経過してしまい色あせてしまう。そうなると、そこから手間と時間をかけ、ブログに組み立てる気になれなくなってしまったのだ。

 僕もそれは感じてました。表現方法が増えてしかもすごく簡単に発信できるようになっているのに、さて、はたと立ち止まって振り返るとあまり意味のあるものが発信できてない。量は多いけど。

 ところが、ちょうど昨日のエントリの『思考の整理学』にそんな話題があったんですよね。これを読んだときには“あー、そういうことだったのかー”と合点がいきました。考えを熟成させるには…という文脈でこんなことが書いていました。

 話してしまうと、頭の内圧がさがる。溜飲を下げたような快感がある。すると、それをさらに考え続けようという意欲を失ってしまう。あるいは、文書に書いてまとめようという気力がなくなってしまう。しゃべるというのが、すでにりっぱに表現活動である。それで満足してしまうのである。あえて黙って、表現へ向っての内圧を高めなくてはならない。
 雑誌の編集者で文筆家志望のものははなはだ多い。ところが、編集という仕事が、ある種の表現欲求を満足させるのであろうか。やがて執筆しようという気持ちがうすれてしまうことが少なくない。作家志望、文筆家志望者にとって編集はかなり危険な仕事ということができる。

- しゃべる/思考の整理学 (文庫本pp154)

 ある程度意味のある文章を残そうとするとき、よいものを作り出すため、いってみれば言葉の結晶を作り出すためには、やはりある程度頭に負荷をかけなければだめなのかもしれません。

 特に僕の場合はそうかも。何しろ怠け者なんで(笑

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